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◇夜間中学の皆さんの想い。

駅前で「夜間中学校」の生徒さんたちがPR活動をなさっていました。
教職員とみられる方と、ご高齢の“生徒さん”たち。

『○○夜間中学では、どなたでも学べます。』
『学費は要りません。』


世の中には、さまざまな理由で義務教育を終えることが出来なかった人が沢山います。
こういった学校の存在は、ほんとうに素晴らしい。

チラシを配っていた方(60歳代のご婦人)に、しばし話をうかがいました。
ちょっとお時間を奪ってしまったやもしれないですが、ご婦人は自らの通学体験を嬉々と語ってくださいました。

『まさか文字が読めると、こんなに世界が広がるとは思わなかった。』
『例えばあそこの○○駅の文字(ここは駅前ですから)が、何が書いてあるのか知らなかったぐらいですもの。』

おそらく、御身の境遇を開いた「学校」を、ほかの誰かも “幸せにしたい” その一心で、
この寒い空の下、一生懸命に行動(ビラを配って)なさっているのでしょう。
嫌々やっているんじゃなく、自分を幸せにしたソレを、ほかの誰かをも幸せにしたい…。
その「動機」がもたらす「行動」なのですね。

似た想い、ありますよね。


さて、私自身は経済的な理由で夜間の大学を卒業したのですが、
仕事の帰り、クタクタになって、会社や自宅と反対方向に通っていたのは懐かしい思い出です。
今思うと、若かったから続けられたのかもしれません。
一生の宝物でもあります。
そんな同じ苦労を共にした同窓の面々とは今なお、かけがえのない仲間として交流を続けています。


おそらく、あの「夜間中学」の皆さんも、
それに近い連帯感も得たのではないだろうか。ふとそう思いました。

一生の宝物がそこにあるような、ご婦人の言葉でした。


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私の人生に多大な影響を与えた“人生の師匠”もまた、働きながら大学を出ました。
世間でそれを揶揄する言葉も見ました。
なんの、私は在学時から誇りを持っていましたよ。
「先生と同じ道を少しでも感じられる」、その喜びが毎日を支えていたのですから。


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※ふと、この記事を読み返していて、「なぜか」、思い出した拙記事があります。 ほんと、なぜかわからないけど。
◇就活に奮闘する姿にエール。  ~あるCMをみて思う



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南部(みなべ)蔵之介

Author:南部(みなべ)蔵之介
昭和生まれ、父、夫、勤労者、
平凡な大阪人のオッサンです。


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