すぐ傍にあるしあわせ
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実力派脚本家さんによる、オムニバス形式でドラマを放送中のようです。

第一回は田村正和さんと松たか子さんが共演。父と娘のふたり暮らしを描いていました。
○の病を背景に、静かにドラマは流れてゆきます。

ふしぎな空気が満ち、ふたりの背景を理解するには時間がかかりましたが、やがて「それ」が見えてきます。
何故お互いが名前で呼び合うのか?
何故ふたり暮らしなのか?
職場があんなに近くなのは何故?
はたまた、嫁に行かないのは何故?
少しづつ見えてきます。

何気ない日常ですが、そこにふたりの「今」にとって、かけがえのない日々だということが・・・。
ですが、父にはわかっています。 いつか乗り越えなければいけない葛藤。

母娘は衝撃的な交通事故に遭います。 母を失い、大けがと同時に心を深く傷つきます。
それ以来、献身的に娘を支え続ける父。
中学校の修学旅行、宿泊先での深夜。怯える“それ”が発症します。
どこにいようと父は駆けつけます。

以来、父はずっと「見える」ところにいます。
何気ない日常を愛し、支え合う「人」という字のように。
でも、それが永遠とはゆかないことを父は知っています。
いつかはこの子を支えてくれる誰かに託したい・・・。

ドラマはこのあと、コミカルな挿入場面を交え、
やがて出会いを生みます。
よい青年のようです。
「おおっ!」
観ていて私も、なんだか自分の娘のことが重なり(とはいえ、まだまだ先ですが。笑)、ソワソワ。

そして時が経ち、いよいよ乗り越える時がきました。
彼の実家への小旅行です。
父は言います。 「何かあれば、必ず電話しなさい。夜中でも。」

“あれ”が起きないで、無事に朝を迎えることができるか?
父はずっと携帯電話を傍に置き、眠らず“待ち”続けます。

これまでの色んな場面が思い浮かび、描かれます。
心から望んだ娘の“成長”。
それは同時に、自分(父)からの巣立ちでもあります。
(携帯電話が)鳴ってほしくない。でも…。

やがて朝を迎え、携帯電話が鳴ることはありませんでした。
新しい朝なのです。


場面が変わり、またある日常になります。
いつものように、おいしい湧き水を汲み、コーヒーを沸かす父。
ドラマは静かに終わりを告げようとします。


観ている私も、大好きなコーヒーが飲みたくなりました。
何気ない日常の、ささやかな幸せの大きさが心染み入る味でした。


......................................................................................


さて、
○○○ちゃん (私の娘)

若い頃、君が生まれる前のことです。
ママといっしょに立山に行きました。
ママに綺麗な空気と自然を見せてあげたかったのです。
電車を乗り継ぎ長い道程でしたが、大自然との出会いを楽しみにしていました。

ですが長野県に入り、ローカル線の中、やがてママの過呼吸が始まります。
予定にはない見知らぬ駅で降り、ベンチに。
パパは、ただただママの手を握り、静かに待ちました。

『大丈夫だから』。
どれぐらいの時間が経ったか覚えていません。

その後、ゆっくり、ゆっくり、時間をかけて宿に到着しました。 
時計など必要ありませんでした。
それでいいのです。

その夜、立山の星は最高に綺麗でしたよ。
ちょっと寒かったけど(笑)

いつか君にも見せてあげたい。
三人でゆこうね。
今のパパには少し無理だけど、絶対に行きたいから。
待っていてね。




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【2014/07/21 09:07】 | ◇日々徒然
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