すぐ傍にあるしあわせ
コードブルーというドラマが大人気のようです。
おそらく視聴されている方は多いようですので、きちんとした番組紹介は割愛させていただきます。

番組全般にわたって大きなポジション(テーマ)を占めるのはドクターヘリ。
と、つまりは、医師を載せて現場に急行するヘリコプターのことです。

私のような世代にとって、ドクターヘリが導入された経緯に、公明党さんが尽力したという強いイメージがあります。
今では当たり前の存在のドクターヘリ。 頼もしい存在です。
この番組は、そこにある人間ドラマに注目が集まります。




何話か放送され、8/14の放送分では、痛ましいお話があるものの、
突然降り注ぐ困難を乗り越える二人(結婚前提)の姿が描かれています。
その二人に主人公の医師が贈った言葉が光っていました。



お腹の子どもを失ったその〝二人〟は、悲しみのどん底にいました。
互いに自分を責め、その至らなさに、自分がパートナーとしてふさわしいのか自信すら失いかけています。

夫婦の形は、さまざまです。
ただ、「こうなくっちゃいけない」という、重い荷物を取っ払うことで、あたらしいスタートが切れる。
そもそも、「しあわせ」とは何か? そう、藍沢(主人公、医師)は問います。

相手を、「しあわせにする」「しなくちゃいけない」ではなく、共に目の前の困難を乗り越える---
二人でいるからこそ、それができる。

悲しみを乗り越える二人がそこにいました。





ドラマは複数のストーリーを見せてくれています。

ある事故現場、 
同じく、人の命を救うために活躍するレスキュー隊員。
危険と隣り合わせの彼らもまた、時に傷つき、時に医師の手に委ねられることもあります---。

大けがをしたベテラン・レスキュー隊員が病院のベッドに横たわっています。
彼はずっと、隣のベッドで意識の回復がない少年を見つめています。
食事も拒み、ただひたすら祈るように少年の回復を切望する彼に、
医師や看護婦はせめて食事をとるように勧めます。

ある若い医師は、『あなたのせいではない。全ての人を助けることはできない場合もありますよ。』…と。

しかし、彼(レスキュー隊員)は、静かに語ります。

『私たちは、駆けつけるのが遅かったとか、現場が狭かったからだとか、道具が無かっただとか、
一切そんなことは理由にしません。
それを言い訳にすることはないのです。

だからこそ、訓練を受けている。
僅かな望みがある限り、目の前にいる要救助者に全力で向き合うのです。
あなた方(若い新米医師に対して) も、そうするはずです。』

さらに、『どんな危機的状況でも、この人に任せれば大丈夫だと思っていただく。
そんな隊員だからこそ、ああこの人に任せよう---、
そうじゃなけりゃ、誰も任せたいとは思わないですよね。先生も(医師)同じじゃないですか?』

---まさに、これがレスキュー隊員の魂。


(ここ追記)
そういえば、もうひとつ若い研修医がベテランメンバーに釘を刺されていました。

自らの失敗に対し、『次、頑張ります」』 …なんて言葉を発したんですが、
これに対し、

『患者さんに〝次〟は無いのよ。』

これ、つまり 医師が何らかのミスをおかした場合、患者の生死に関わるわけで、
意図も簡単に「次が」なんて生半可な気持ちで言ってはいけない、と。

これも、先のレスキュー隊員も言っていたのですが、
「この機会」に対する全身全霊の取り組みを指すわけです。
だからこそ、その全ての「備え」が、「日々」のなかにある。

さて、これを自らに置き換えて、皆さんはどう感じますか?
 (追記ここまで)





このたび、私の記事で取り上げたいのは、そこ。

世の中にはいろんな職業があって、華やかでカッコイイのもあれば、
陰に徹する重要なものまで、さまざまです。

電車に乗ること一つとってみても、
車両はおろか、レールひとつとっても、日夜どれだけの保安業業務・保全業務に携わる人がいることだろう…。

それぞれに、「絶対大丈夫」を、当然の答えにしている。
事故や危険の芽を摘み、
事故が起こることを未然に防ぐ。
まさに、保全は100点が当然であって、99点ではダメなのです。

営業などでは、売上が何倍でもいい。上には上に越したことはなく、150点でも200点でも大歓迎されるはずです。
でも、保安や保全の仕事には120点は必要ありません。
ただただ、毎日が100点であること---。
そして「何も起こらない事」、それに越したことはないのです。

今、一つの例を挙げました。

私も同様に、 生命に関わる重大な危険の「芽」を、事前に見つけるという仕事です。
自分で言うのも何ですが、備えに関しては厳しい教育訓練を受けています。日々、緊張です。
職業柄、まぁそれなりの性格すら芽生えてまいりますし、良い事ばかりではありません(笑)

私は、前出のレスキュー隊員や医師のように、生命を「救う」立場にはありませんが、
「未然に防ぐ」という立場であり、
その、法令上でおこなう職務上の「過失」(つまり、危険の見落とし)に関しては、責任を問われる立場となります。

ドラマでのセリフではありましたが、
今、あらたに自分の成すべき責任の重さを思うのと同時に、日々怠りなく努めるよう、誓いたいと思います。

---誇りを持って。



とまぁ、カッコいい事を書きましたが(笑)…

もう随分と月日こそ経っていますが、 タネを明かせば、こういう部署に異動になった身。
女房にも苦労をかけています。

でも今は、全てが血肉になって、これがオレの生業だ、とばかりに気負っております。

まぁ、美談でもないし、するつもりもありませんが、
見栄を張ることもなく、世の中の「成功」とは程遠いのかもしれませんが、
ただただ「ひたむき」に…

そして、その陰にある〝ふたりの歴史〟とととに、

その思いで、 これからも夫婦、二人三脚で頑張ってまいります。




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【2017/08/16 00:01】 | ◇日々徒然
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