すぐ傍にあるしあわせ
今年もまた、「淀川わんどクリーン大作戦」に参加してきました!


■「淀川わんどクリーン大作戦」って何?---

ザックリ言えば国土交通省・淀川河川事務所が主催する、淀川河川敷の清掃ボランティア活動なのですが、
まぁ、先ずはこれ。

これなど、現地の様子をうまく伝えていますよ。

※クリック→「淀川わんどクリーン大作戦

2017わんど - コピー

毎年、民間企業のCSRの取り組みの一環として、企業あるいは有志で多々参加しています。
また、もちろん多くの個人参加の方も。
以下、私の勤め先のサイトではありませんが、イベントのあらましを詳しく紹介されていると思いましたので、抜粋して転載させて頂きます。

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(A社)
今年も「淀川わんどクリーン大作戦」に行ってきました。
「淀川わんどクリーン大作戦」は、7月の河川愛護月間の取組みです。
淀川河川事務所が主催し、淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワークの協力を得て実施しています。
この取組みは、ラジオ番組の呼びかけから始まり、
淀川の貴重な環境を守っていくために一斉清掃を続けてきたということです。

この日、国土交通省職員、地元住民、民間会社等推定300人が参加し、淀川河川敷菅原城北大橋下に集合しました。
当社社員の参加者○○名です。
国土交通省職員からのご挨拶のあと、一斉清掃を行いました。
その後、淀川環境委員の河合先生による淀川に生息する従来魚と外来魚の状況や
実際捕獲した魚を披露した講演が開催されました。
また外来魚駆除として網を張って生息している魚を捕獲し、捕獲した外来魚の説明が行われました。
清掃活動を通じて淀川流域への改善意識・改善行動を感じ、環境保全への意識向上となりました。

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(R法人)
昨日は、淀川河川事務所(国交省)主催の淀川"わんど"クリーン大作戦が開催され、
公称400人もの市民ボランティアが水辺の清掃を行いました。
イタセンネットも、当初予定の活動日を前倒しして合流しました。
いつもならゴミ拾いに慣れた「環境保全クラブ」メンバーもゴミを見つけられないほど、
人海戦術というのは強力だと思い知らされました。

10時から1時間ほどの清掃活動の後、淀川の"守護神"と私が呼びたく思う
河合典彦先生が登場し、講演及び実演が城北ワンドの特設野外ステージで行われました。
淀川の河川回収の歴史から魚介類が生息する水辺環境保全に至るまで、淀川一筋に50年を伴にした人は居りますまい。

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■不思議さと、歴史と、魅力がいっぱいな〝わんど〟

ただ、この「わんど」という、おそらく全国の皆さんには聞きなれない名称だと思います。
この環境保全の取り組みについて、もう一歩踏み込めば、とても面白い淀川の歴史が見えてきます。

※参考資料 ( 〝わんど〟とは?)
淀川のわんど
ワンドを楽しむ


こちらは昨年のPR写真のトリミングですが、〝わんど〟の姿がよくわかる写真になっています。

2016わんど - コピー

先ほどのリンク先に淀川の歴史、わんどの歴史について解りやすく解説がありましたが、
私のほうからも、おもいっきりゆるい解説を(笑)---

 淀川は近畿の水瓶(みずがめ)と呼ばれる、日本最大の湖・琵琶湖(びわこ)から唯一流れ出る川です。
途中、いろんな支流からも合流し、大阪湾まで流れ出ます。
古くから、京の都と大坂を結ぶ水運の要でもあります。
近代(明治)になって蒸気船の運行にあたり、支障となったのが水深。
そこで明治政府は河川改修に挑みます。

 当時の淀川はかなり蛇行し、河川敷や大小いくつもの中州を含め、流域の幅もあり、
それに伴い流れも緩やかで、結果的に土砂が堆積しやすく浅い水深になっていました。
それまでの木造小型舟ではよかったものの、蒸汽船(川蒸気)の運行には向いていませんでした。

 そこでどんな方法でこの難題の解決のための河川改修をおこなったか?
先ずは、蛇行した川を「水制」を施し、意図的に「流れ」をコントロールするところから始めました。
流れをコントロールし、本流の土砂の堆積を排除することが狙いでした。

この写真がその姿です。

淀川の水制(わんどの原型) - コピー

それにしても、現代の浚渫(しゅんせつ)工事など用いることができない時代に、
こんな発想(=水制)でやろうってアイデア、スゴ過ぎです。

やがてその水制の先端に、本流から土砂が堆積し、やがて塊となり、水制は囲まれた池のような形になってゆきます。
これが〝わんど〟です。
主目的たる淀川の河川改修に伴う、人工的な副産物です。
しかしながら、そこには特筆すべき「授かり物」が出来たのです。---

その、周囲と隔絶された〝池〟は、独自の生態系を作り出してゆきます。
いわば、「ガラパゴス」状態。
やがてイタセンパラの生息地として大切な場所となってゆきます。

※イタセンパラは、天然記念物 (文化財保護法) と、国内希少野生動植物種 (種の保存法) に指定されています。
しかし現在は、外来種のブラックバスや、ブルーギルの影響などで、絶滅に近い状態にある魚です。


そのため、今ではいろんな環境保全の取り組みがなされています。
清掃活動もその一環ですが、在来種保護のための外来種駆除に加え、混入の防止、
また、物理的に水制の整備、補修など不断の努力も重ねられています。


■わんどクリーン大作戦に参加して

もう何回目の参加になったでしょうか、
最初は『何もこんなクソ暑い時期にやらんでもええんとちゃうん?』と思っていました(笑)
でもそんな愚痴も、何度も参加しているうち慣れっこになり、暑さ対策に自然と向き合っていました。
職業的に暑さに慣れているとはいえ、もうこんな年齢なんだし、油断はできません。
実は今年は初めて帽子をかぶって参加しました。意外でしょ?

もう慣れていて、実は複雑な〝中州〟の中の「けもの道」にも詳しくなってしまいました。
釣り人も多く、本流側ではなく、殆どが〝わんど〟側に竿を立てています。
殆どの人はマナーがあるとは思いますが、中には心ない人たちによるゴミの投棄があるのも事実です。
摩訶不思議なゴミもあったり、驚かされる事もあります。
暑い暑いとボヤキながらも、なんとなく頑張ってしまうものです。
多くの「戦利品」を目指し、一歩また一歩、奥へ奥へと歩きます。

終了後、リンク先にもあるように、「お勉強」の時間も。
淀川に架かる菅原城北大橋の橋ケタの下(屋根のような状態)は、まるで臨時のシンポジウム会場。
たいへんヨカッタです。


何か環境保全に貢献したい---
そんな人も多いかと思います。
社会貢献といえば大げさですが、いろんな扉を開けるのも大事なことだと思います。

地元には多くのそんなイベントがあるはずです。
とくに、自然と向き合う場所の場合、いろんな発見がありますので、写真を撮ったりしてみてはいかがでしょう?
もちろん、お掃除はしっかりと(笑)

お疲れ様でした。
また来年も来ます。


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【追記】

「地形散歩」という言葉をご存知でしょうか?

私は元々、地図を見るのが好きですし、
現在の地形が、以前はどうであったか?など、とても興味が湧きます。

こんな会にも一応、属しています。
大阪高低差学会
(あまり参加する時間が取れないのですが…)

普段、何気なく見たり通ったりするものも、昔は随分と違っていたりします。
そのルーツを知ること(探ること)には、とてもワクワクします。
最近は、それを訪ね歩き写真に撮ったりと、新しい楽しみが増えてきました。

今回のイベントの主眼は環境保全ですが、それはそれとして
淀川のルーツが満載の「わんど」に、その興味は尽きません。


でも、それもそれとして、
なんだか、イタセンパラを飼ってみたくなりました ヽ(^o^)丿(無理・笑)




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【2017/07/16 00:01】 | ◇日々徒然
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